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ぶんきょうの坂道(第2回)~湯島編

 

文京の坂道シリーズとは?

 

 

はぁ~い、そうです。江戸時代には、湯島天満宮から不忍池がはっきり見えていましたよ。(江戸切絵図で歩く 広重の大江戸名所百景散歩(人文社) より)

 

湯島天満宮から東に下る38段の石段坂が天神石坂(男坂)です。私が上り下りしても息が切れるくらいの急坂です。もともとは参拝のための坂でしたが、今では本郷から上野広小路に抜ける通り道となっています。その昔は、坂上から品川の海、墨田川の流れが遠望できたようです。これまで一体どれだけの人がどんな気持ちでこの坂を上り下りしたのでしょうか。 この歴史ある坂ですが、現代風の工夫も見えます。それは手すりです。坂の手すりは一般的には直線ですが、この坂にはくねった手すりが設置されています。これは安全と機能性を追及した手すりです。

 

 

湯島天満宮の東わきから北へ下る石段坂が天神女坂です。途中に足休みがあり高齢の方でも安心して上ることが出来ます。

 

 

天神女坂のすぐ脇には、昔ながらの木造建築が残っています。このあたりは戦災によってきれいさっぱり焼失してしまいましたが、風向きのせいか傾斜のくぼ地の一面だけが残ったそうです。

下町を愛した久保田万太郎(小説・劇作家)が昭和30年から5年ほど住んだのは丁度このあたりでしょうか。 その当時を表す一文です。

短か夜や 焼けぬ証拠の惣二階 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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